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ブリスベン空港に着陸したエミレーツ航空のA380型機の機体に約1m幅の穴が発見される

 現地時間2022年7月1日、ドバイからオーストラリアのブリスベン空港に着陸したエミレーツ航空のA380型機の機体に約1m幅の穴が開いていることが確認されました。

 当該機は、EK430便として運航された『A6-EVK』となり、13時間30分の飛行を経て、ブリスベン空港に到着した際に左翼根本部分のフェアリングに穴が開いていることが確認されています。

 現在のところ、ランディングギアのボルトが離陸中に外れ、そのボルトが機体を直撃し損傷したとみられており、離陸後に複数の乗客が何かが衝突するような音を聞いたことが報告されています。なおタイヤも損傷していることが確認されたことから、タイヤが破裂しボルトが外れたケース、あるいはボルトが外れタイヤにも直撃したケースなどが考えられています。

 このトラブルにより折り返し便が欠航しており、現在がトラブルの調査が行われています。Photo : 7news

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