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中国大手3社がエアバスに対し5兆円規模の機材発注 過去最大級となる292機のA320neoを発注

 エアバスは、中国大手3社から5兆円規模となるA320neoの受注を獲得したことを発表しました。

 今回受注した機材は、全てA320neoとなり、内訳は中国東方航空が100機、中国国際航空が64機、中国国際航空傘下の深セン航空が32機、中国南方航空が96機となります。

 今回の契約締結においてエアバスのChristian Scherer COOは『これらの新規受注は、お客様からのエアバスに対する強い信頼感を示すものです。中国の航空会社からは、世界をリードするA320ファミリーの性能、品質、燃費、持続可能性について、確固たる支持を得ています。 』と述べています。

 今回の大型契約は、ボーイングにとっては大きな痛手となり、引き続きB737MAXの墜落事故の影響や貿易摩擦の影響が及んでいる状況とみられており、当面中国市場ではエアバスが優勢と考えられます。

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