非公開の顧客が、エアバスが開発する最新鋭貨物機のA350Fを7機確定発注したことがわかりました。
現在のところ顧客側の希望により発注エアラインは明らかにされていませんが、7機の発注は、エアリースコーポレーション・シンガポール航空に並び最大の発注機数となります。
この発注規模であることから、一定の資金力と運航規模をもったエアライン、またはリース会社であることは確かで、有力の一つとみられているのがカーゴルックスとなります。
昨年10月、カーゴルックスの代表団がエアバス本社を訪れ、同型機のベースとなるA350-1000型機(F-WMIL)に試乗したとの情報があり、仮にエアバス機の発注となれば初めてのこととなります。またフェデックスも導入を検討している一つのエアラインとみられ、果たしてどの会社が発注したのか注目を集めています。Photo : Cargolux