イスラエルのエルアル航空は、引き続き日本への乗り入れを計画し東京/成田~テルアビブ線を開設する予定であることがわかりました。
これはサウジアラビアがイスラエル機に対して領空通過を認める決定したことに関連して同社のスポークスマンが明らかにしたもので、領空通過が認められることで燃料費の節約と飛行時間の短縮につながるとし、結果的に大型機材をオーストラリアや日本などへ投入することが可能となるとし、現在これら路線の開設を計画していると明らかにしています。
当初エルアル航空は、2020年3月11日に東京/成田~テルアビブ線を週3便で開設する予定でしたが、新型コロナウイルスの影響により就航が延期となり、コロナによる同社の経営悪化、需要回復の遅れなどにより、計画の白紙化も考えられていました。
しかしながら現在も同路線が今後の事業計画に含まれていることが明らかになり、世界的な航空需要の回復と共に近い将来開設される見込みとなります。Photo : EL AL Airlines
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