2022年2月に開催されたシンガポール航空ショーにおいて、エティハド航空はエアバスに対してA350Fを7機購入する意向書に署名していましたが、これを確定発注に切り替えたことを発表しました。
先月にエアバスのオーダー表から非公開の顧客として7機のA350Fの確定発注があったことから、エティハド航空が最有力とみられていましたが、予想通り同社が確定発注へと切り替えました。
今回の発注に伴い同社のTony DouglasCEOは『世界で最新かつ最も持続可能な航空機の一つを導入するにあたり、エアバスとの長期的なパートナーシップを拡大し、A350Fを当社の航空機に追加できることを嬉しく思っています。この貨物輸送能力の増強は、エティハド・カーゴ部門が経験する前例のない成長を支えることになるでしょう。エアバスは燃料効率の高い航空機を開発し、当社が保有するA350-1000と合わせて、2050年までに炭素排出量ゼロを達成するという当社のコミットメントを支えています。』と述べています。
なおエティハド航空が発注した7機という規模は、エアリースコーポレーション・シンガポール航空に並び最大の発注機数となります。Photo : Airbus