国土交通省は、2020年3月末から運用している羽田空港の新飛行ルートにおいて、新たな騒音対策を実施する方針です。
新たな騒音対策が行われるのは、B滑走路を離陸し大田区、川崎市上空を飛行し東京湾に抜けるルートとなり、大型機を対象に離陸滑走ポイントを滑走路末端に指定することで、陸域の通過高度の引き上げや早期の旋回が可能となり、騒音影響の軽減を図ります。
Photo : 国土交通省
現在B滑走路からの離陸機は、離陸開始点として2つの誘導路(B13及びB14)を使用していますが、B777やA330などの大型機は、原則として、滑走路末端の誘導路(B14)を使用し離陸することとします。なおB13からB14の間隔は約100mあります。