アメリカ連邦航空局(FAA)は、数日内にB787型機のデリバリーが再開される予定であることを明らかにしました。
情報筋によれば、10日にもアメリカン航空へデリバリーが行われる見込みであることがわかっており、約2年間にわたり納入がほぼ停止されていた同型機の納入が再開されます。
FAAは「ボーイングは、ドリームライナーがすべての認証基準を確実に満たすために必要な変更を行いました。FAAは、耐空証明書が発行され、納入が許可される前に、各航空機を検査を実施します。」と声明を発表しています。
現在ボーイングが抱えているデリバリー前の機材は約120機程あるとみられており、FAAの検査を経て随時デリバリーが行われる予定となり、長らくボーイングの悩みの種であったB787の一連の問題がようやく解決する見通しで、ようやく新型機へ注力することができそうです。なおこのニュースは、同型機に部品を供給する日本企業にとっても待ち望んだものとなります。Photo : Boeing