シンガポールのチャンギ空港は、第5ターミナルを2030年中旬にオープンする計画であることを明らかにしました。
第5ターミナルプロジェクトは、2024年からの建設を予定し、航空需要の増加に合わせて2段階で工事を行う予定となり、2030年中旬のオープンを予定しています。
Photo : Changi Airport
同ターミナルは、1,080ヘクタールのチャンギ・イースト開発区域内に建設され、年間約5,000万人の旅客の移動に対応する予定です。またシンガポールが航空業界において長期的に成長する能力を確保し、地域および国外における最高の航空ハブとしてのチャンギ空港の地位を強化するとともに、今後を担うのシンガポール国民がチャンギ空港のグローバルなハブ機能の恩恵を引き続き受けることができるようにするものとしています。
また、T5では、固定電源や冷房などの環境に配慮したソリューションや、航空機用のサステイナブル航空燃料の使用など、代替燃料の利用にも対応する予定です。
アジアの主要空港は、常に次世代を見越して拡張計画を進めており、日本においても需要を見越した先手の空港機能の強化が求められることになります。