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スカンジナビア航空、事業再編で10機をリースバック A350も対象となり長距離路線は縮小へ

 スカンジナビア航空/SASは、日本の民事再生法に相当するチャプター11による事業再編の一環として、保有する10機をリースバックする計画を裁判所に提出したことがわかったとFlight Globalが報じました。

 対象となるのは、5機のナローボディ機(A320neo×3、A321×1、B737-700×1)と5機のワイドボディ機となり、後者においてはA350が2機(MSN378/391)、A330が3機(MSN1665、1697、1715)であることがわかっています。

 この他にも予備エンジンで保有しているCFM56エンジン4基も返却する計画となり、余剰機材・エンジンなどの返却を進める方針です。

 これにより長距離路線は、縮小することが確実となり、コロナの影響で運休となっている羽田線を含めてどの路線が削減されるのか注目となります。Photo : SAS

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