ユナイテッド航空は、ニューヨークのジョンFケネディ空港からの撤退を検討していることがわかりました。
同社は、複数回にわたりアメリカ連邦航空局(FAA)に対して発着枠の増枠を求めているものの、これが認められず、効率的な運用ができないことから撤退を検討しているとしています。
また同空港が多額の投資により滑走路の改修に投資しているにも関わらず、発着枠が2008年から変化がないとし、少なくとも若干の増枠は可能であると批判しています。
ユナイテッド航空は2015年10月まで同空港に就航していましたが、その後ニューアーク・リバティー国際空港に集約することを決定し、一部の発着枠を競合のデルタ航空に一時的に貸与していました。その後、パンデミックにより発着枠空いたため、2021年3月にJFK空港に戻ることを決定した経緯があり、撤退となれば2015年以来の再撤退となります。
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