プーチン大統領が、ウクライナ侵攻の戦力として一部予備役の動員を決定したことを受け、ロシア発の国際線の航空券の価格が高騰しています。
一時は日本円で約70万円近くする便もあるなど、満席便が続出となり、多くの動員対象者が国外脱出を試みたことがみてとれます。
しかしながらロシア政府は、18歳から65歳のロシア人男性への航空券の発券を停止させたとみられており、事実上成人ロシア人男性は、海外への渡航が禁止されている状態となっています。
ロシアの航空業界においては、ただでさえ混乱の渦中にありますが、これに拍車がかかることになり、ロシアの航空業界の再建は見通せないものとなります。Photo : Aeroflot