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エアバス、初号機納入から8年で500機目のA350をイベリア航空に納入

 エアバスは、A350型機の500機目をイベリア航空に納入したことを発表しました。

 同型機は2022年9月時点で、2億2,500万人の乗客、900以上の路線、400以上の受注残を達成しており、A350の500機目となるA350-900型機は、20機のA350を発注し、14機を運航しているヨーロッパの主要顧客であるイベリア航空に引き渡されました。


Photo : Airbus

 500機目のA350は、A350-900、A350-1000、そして最新のエアバス貨物機A350Fを含むエアバス機にとって重要なマイルストーンとなり、A350ファミリーは、旧世代機と比較して、性能の向上、燃料消費量およびCO2排出量の25%削減、騒音排出量の50%削減を実現し、最大9,700nm/18,000kmという高い汎用性と効率性の両方を提供し、就航から8年経過してもオペレーターを惹きつけています。

 また今回の発表に際しエアバスのPhilippe Mhun SVPは『A350を設計し、初号機を納入したとき、我々は、比類のない性能と経済性を実現する、真の最新鋭機を作り上げたことを非常に誇りに思いました。A350は、優れたスペース、快適性、静音性を乗客に提供し、航空の脱炭素化にも大きく貢献します。A350は、ますます複雑化する環境において、顧客の戦略をサポートするための多用途なプラットフォームを提供します」と述べています。

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