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タイガーエア台湾、日本の空港スタッフ不足を解消するために台湾から約30名を派遣へ

 タイガーエア台湾の陳漢銘会長は、日本の空港スタッフ不足を解消するために、台湾から約30名のスタッフを派遣する予定であることを明らかにしました。

 同社は、入国規制の緩和に伴い日本路線を大幅に増便する計画としていましたが、日本側の空港の受け入れ体制が整わないことを理由に運航便をキャンセルするなどしています。

 これは地上スタッフの不足が大きな原因とみられており、これを解消するために同会長は台湾からスタッフを派遣して問題を解決し、早期の運航再開や増便を目指す考えです。なお今後は、週2便で運航している新千歳線の早期デイリー化を目指すほか、東京路線の増便、地方都市路線の早期再開を目指すとしています。

 航空需要の回復により、現在日本側の人材不足が今後深刻になることも予想されていますが、今後需要を取りこぼさないためにも何らかの対策が必要になると考えられます。Photo : Airbus

タイガーエア台湾、入国規制の緩和に伴い日本路線を再開または大幅に増便へ

東アジア地域で続々と入国規制が緩和 日本~台湾・香港・韓国との航空需要の増加に期待

航空需要の回復で日本でも人手不足が深刻な状況になる可能性