機材 航空ニュース 貨物

シルクウェイウエスト航空、B777XFを最大4機導入する契約をボーイングと締結

 シルクウェイウエスト航空は、B777XF(B777-8F)を2機を確定発注し、さらに2機のオプション付きでボーイングと契約を結んだことを発表しました。

 世界40都市に就航するアゼルバイジャンの貨物航空会社は、ユーラシア地域で初めて、業界最新、最高性能、最高燃費の双発貨物機を発注するエアラインとなります。

 今回の契約に伴いシルクウェイグループ社長のZaur Akhundov氏は、「長年のパートナーであるボーイングと新たに契約を締結したことを発表し、最新型貨物機の世界最初の顧客のひとつとなることを嬉しく思います。シルクウェイウェスト航空は、今年で設立10周年を迎え、この10年間はすべてボーイング社製航空機を使用してきました。本日の合意は、市場をリードするボーイング社の貨物機に対する当社の継続的な投資を反映したものです。当社の航空機更新計画は、運航コストのさらなる削減と燃料効率の向上、そして当地域における航空貨物サービスの持続可能性の向上に寄与するものです」と述べています。

 ボーイングは、2022年1月に新型のB777XFを発売し、50機以上の受注を獲得しています。同型機は、B747-400Fとほぼ同じ積載量と航続距離を持ちながら、燃費と排出量が30%向上し、1トン当たりの運航コストが25%改善される貨物機となります。

 なおシルクウェイ航空は、同型機のライバル機であるA350Fを2機導入することを決定済です。Photo : Boeing

長らくボーイング機で機材構成していたシルクウェイウエスト航空、A350Fを2機発注

ボーイング、B777XF(B777-8F)の開発を正式発表 2027年に就航へ

ANA、日本のエアラインとして初めてB777XFとB737MAXの導入を正式決定 なおB777Xの導入機数は減少