2022年11月15日、日本政府とクロアチア共和国政府の代表は、オンライン形式で開催された日・クロアチア航空協定の第4回政府間交渉会合において、同協定について実質合意に至ったと発表しました。
この協定は、日本とクロアチアの間の定期航空業務の安定的な運営を可能にする法的枠組みを定めることを目的とて、定期航空業務の運営のための権利を相互に許与し、関税等の免除、輸送力及び運賃決定の基本原則、航空の安全及び保安のための措置の確保、定期航空業務を行うことができる路線等について規定するものとなり、両国間の人的交流及び経済交流が一層促進されることが期待されます。
今後、両国は、協定案文の確定等、必要な作業及び調整を行い、協定の早期署名を目指すとしています。
日本側の発着空港は羽田空港を除外して協議が進んでいることから、路線開設なれば成田発着となることが有力です。なお現時点で路線開設の確定情報はありませんが、これまでにプラグーサ航空などが路線開設を目指していることからがわかっています。
そのほかにもこの航空協議は日本側からの働きかけとの情報もあり、日系エアラインが就航地の候補としている可能性もあり、今後の動向に注目です。