クウェート航空は、貨物事業強化の一環としてエアバスが開発中のA350Fを導入する方針であることがわかりました。
現地紙などによると、同社が発注している5樹のA350-900型機のうち3樹をA350Fに変更するものとなり、現在エアバスを協議を進めている模様です。
クウェート航空のMaen Razouqi CEOは、今後も貨物需要が見込まれることから、同事業に積極的に投資する予定であることを明らかにしており、初の貨物専用機の導入で事業を拡大する計画とみられます。
現在エアバスは、ボーイングに対応するための大型化貨物機としてA350Fの開発を進めていますが、新規発注の顧客数は順調に獲得しているものの、機数においては大型発注は獲得できていない状況となり、各エアラインはまだA350Fは様子見といった状況で、貨物機の信頼性はボーイングが優勢である状況です。
今後はA350Fは、フェデックスなどの大手貨物専用エアラインから受注できるかが、大きなポイントとみられており、貨物樹市場でも躍進するのか注目です。Photo : Kwait Airways