FSC 航空ニュース

中国南方航空、ワンワールドへの加盟に向けて同アライアンスと協議中の模様

 中国南方航空は、ワンワールドへの加盟に向けて同アライアンスと協議中の模様です。

 これはBloombergなど複数紙が報じたもので、関係筋によれば現在中国南方航空とワンワールドは、加盟に向けた協議中であり、今後中国南方航空がワンワールドに加盟する可能性があるとしています。

 中国南方航空は、2019年にスカイチームから脱退しましたが、その後他アライアンス各社との関係を築いており、ワンワールド系エアラインとの関係では、アメリカン航空とカタール航空が同社の株式を約5%保有しているほか、ブリテッシュエアウェイズとは共同事業の実施、フィンエアーとはコードシェアを実施するなどしています。

 ワンワールドの会長でカタール航空CEOでもあるAkbar Al Baker氏は、会長就任時から加盟エアラインの拡大に意欲を示しており、今後中国南方航空が加盟するのか注目となります。Photo : One World

ワンワールド会長、加盟エアラインの拡大に意欲『ナンバーワンになる以外のことは認められない』

ワンワールド、オマーン航空が2024年にアライアンスへ加盟すること正式決定

中国南方航空、2022年11月6日にA380の最終フライトを行い全機退役させる模様