マレーシアの旧エアアジアグループのキャピタルAは、エアアジアとエアアジアXを統合する方針であることがわかりました。
これは航空事業の効率化を目指し行われるもので、主に短距離路線を担うエアアジアと長距離路線を担うエアアジアXをエアアジアXがエアアジアを買収する形で統合することにより事業の効率化を目指します。なお対象となるのはマレーシア、タイ、インドネシア、フィリピンの航空事業となります。
航空機性能向上により、ナローボディ機でも長距離路線に就航できる時代となったことから、以前のような区別が不要となるのは当然の流れと考えられます。なおこの計画は2023年2月までにマレー市証券取引所に提出する予定となっており、この再編により上場廃止を免れる狙いがあります。
また業績改善が見込まれることからベトナム・カンボジアで新エアラインを設立する計画としており、今後は成長戦略に転じる予定としています。Photo : Airasia
エアアジアX、日本路線の運航計画を更新 クアラルンプール~大阪/関西経由~ハワイ/ホノルル線は2023年2月1日に再開へ