エアインディアは、近く歴史的規模となる発注をエアバスとボーイングに行うことが報じられていましたが、徐々にその内容が明らかになってきました。
Reutersによると、匿名の情報筋の情報として最大でナローボディ機400機とワイドボディ機を100機発注する見込みであるとし、ワイドボディ機においてはA350、B787、B777が含まれており、総額は1000億ドルを超える可能性があるとしています。
インドの航空業界は、タタグループがエアインディアを買収し再編が進んでおり、資金が豊富な同グループが主導することで、機材の近代化と黒字化が期待されています。
2023年にも人口世界一になる見込みのインド市場は、今後大きな潜在航空需要があり、近い将来エアインディアグループがメガキャリアになるとの予想もあり、今後の動向が注目されます。Photo : Air India