ユナイテッド航空は、B787を最大200機とB737MAXを100機追加発注する契約をボーイングと締結したことを発表しました。
今回の発注は、アメリカのエアラインのワイドボディ機の発注として過去最大かつボーイング史上最大のB787の契約数となり、B787は確定100機+オプション100機、B737MAXにおいては、以前の契約のオプション分の44機を確定発注に切り替えて、新たに56機を発注し計100機を確定で発注します。
今回発注したB787は、B787-8.9.10全てのモデルが含まれる可能性があり、B767とB777の更新機の位置づけとして導入され、2024年から2032年にかけて導入し、B767は2030年までに全機が退役する計画となります。
今回の契約に伴いユナイテッド航空のScott Kirby CEOは『ユナイテッド航空は、世界有数のグローバル航空会社として、また米国のフラッグキャリアとしてパンデミックから脱却しました。今回の発注により、当社の計画はさらに強固なものとなり、お客様、従業員、株主の皆様に新たな機会を提供することができます。』と述べています。
また同社はA350型機をエアバスに発注していますが、この契約がナローボディ機に機種変更される可能性も報道されており、ユナイテッド航空は、今後もワイドボディ機においてはボーイング機を主力として構成していくことになります。Photo : Boeing