本年も残すところあと僅かとなりました。本年も当サイトへお越し頂き誠にありがとうございました。
2022年に公開した記事のアクセスランキングトップ10を紹介させて頂きたいと思います。
【1位】プーチン大統領、リース機の窃盗を合法化する新法に正式署名
【2位】アンカレッジ空港、ウクライナ危機で複数の航空会社から問い合わせ ロシアの報復で今後日本~欧州路線が冷戦時代に逆戻りも
【3位】エアバスはカタール航空と決別を希望 A321neoの受領を求めるカタール航空に対して『B737MAXはA321neoの同等かそれ以上の航続距離がありますよ』
エアバスはカタール航空と決別を希望 A321neoの受領を求めるカタール航空に対して『B737MAXはA321neoの同等かそれ以上の航続距離がありますよ』
【4位】アエロフロートロシア航空、スペアパーツ確保のために盗んだ航空機の解体を開始
【5位】JAL、B767型機とエンブラエル機の後続機を2年以内に決定へ 候補はB787とA321neo、A220とE2
【6位】エミレーツ航空社長、改めてA380やB747のような大型機の必要性を主張 無くなれば運賃が高騰
【7位】エアバス、A350型機の標準座席構成で横10席を実現へ
【8位】中国東方航空の昆明発広州行きのMU5735便が墜落 機材はB737-800【動画あり】
【9位】2024年に就航を予定する新エアラインのフィールエアの現在までにわかっていること
【10位】KLMオランダ航空、政府がスキポール空港に発着制限をかける『グリーンキャップ』を実施した場合は路線を縮小 関西線も削減候補として有力
KLMオランダ航空、政府がスキポール空港に発着制限をかける『グリーンキャップ』を実施した場合は路線を縮小 関西線も削減候補として有力
2022年はロシアのウクライナ侵攻による影響が航空業界にも多くの影響を与えました。この影響により、日本は欧州までのルートで迂回ルートを採用することになり、利用者の利便性が大幅に下がることになったほか、これまで日本で欧州エアラインとして存在感が際立っていたフィンエアーのビジネスモデルが立ち行かなくなる事態となっています。
当面はこの状況が好転するのは難しいとみられ、日本としてはロシアに割り振った羽田空港のスロットの再考などが必要になると考えられます。
またようやく日本も外国人観光客を受け入れたほか、日本人も気軽に海外に行けるような環境が整い始め、航空業界の暗闇に満ちた長いトンネルにようやく光が差しこみはじめました。このまま進めば、航空需要は回復に進むと考えれますが、直近では開国を決めた中国において、人の移動が加速しその影響がどのようなものになるかが最大のポイントとなりそうです。
2023年は完全にコロナから脱却した年となり、人々がコロナを気にせず旅行を計画し、そして空港が賑わい、航空業界が発展することを切に願います。この記事をもって2022年更新を終了です。それでは皆様良いお年をお迎えくださいませ。Photo : Sputnik