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ルフトハンザドイツ航空、A340-600型機の運用機数を拡大し計10機体制へ 当初計画から大幅変更

 ルフトハンザドイツ航空は、A340-600型機の運用機数を拡大する方針であることがわかりました。

 同社は、新型コロナウイルスの影響を受け、保有する全てのA340-600型機を退役させる方針を示していましたが、航空需要が回復しファーストクラスの需要も見込めることから、この需要に対応するため同クラスを搭載している同型機の復帰を決め、現在までに5機がミュンヘンをベースの復帰を果たしています。

 今回新たに分かったのは、長期保管中の残る5機をフランクフルトベースで運用するものとなり、今後復帰に向けた動きが加速していくものとみられます。

 現在までに保管機の復帰時期は明らかになっていませんが、A380の運用を決めたように、同社は大幅に機材計画を再考しているものとみられ、A340型機も当面ルフトハンザドイツ航空で活躍できる可能性が高まっています。

 なおこれまでの計画では、先行して復帰した5機のA340-600型機は、2023年夏頃にファーストクラス搭載のA350-900型機がデリバリーされる予定であることから、最終的にこれらのA350-900型機に更新され退役となる計画でした。
Photo : Lufthansa

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