アメリカのテキサス州オースティンに位置するオースティンバーグストロム空港からアジアへの直行便が、2023年~2024年に就航する可能性が高いことがわかりました。
これはオースティンの商工会議所が明らかにしているもので、これまで空港やエアライン側に強く求めていたアジアへの直行便が2023年~2024年に実現する可能性が高いとしており、既にエアライン側とある程度話がまとまっているとしています。なお複数の情報によれば東京とソウルが有力候補とみられています。
同空港は2019年からインセンティブ制度を提供してネットワークの拡大を図っており、これまで最優先誘致路線としていたハワイ、東京・アムステルダム・ダブリン・パリ・ソウル・北京・上海の都市においては、ハワイとアムステルダム線の開設が実現しています。
またダブリン線はコロナの影響によりノルウェージャンが開設を白紙化するなどしましたが、着陸料と施設使用料の免除、マーケティング費用の補助という、エアラインにとっての魅力的なインセンティブ制度が功を奏し多くの路線の誘致に成功しています。
現在同空港においては、利用者数がコロナ以前の水準を超えているほか、ネットワークも急速に拡充されており、残る目玉路線はアジア路線となっており、今後成田線の開設に至るのか注目です。なお空港側もアジアのエアラインと協議を進めていることを明らかにしており、テキサスにアジア企業の進出も増えていることから、今後もアジア路線の開設に向けて尽力する姿勢を示しています。Photo :Austin airport