中国の大手LCCの春秋航空は、日本路線の回復は2023年第2四半期~第3四半期を想定していることを明らかにしました。
同社は、日中両国の水際対策の緩和により2023年第2四半期~第3四半期頃に日本路線が本格的に回復に向かうことを想定しているとしており、2023年には全国際線においてコロナ以前の2019年比で8~9割の規模まで回復するとの見通しを明らかにしています。
なお当面は、先行して入国規制が緩和されている東南アジアなどが早期に回復し2019年の水準を超える見込みとしており、その後日本や韓国路線の回復が続くと想定している模様です。
現在のところ、中国からの旅客から変異株が検出されていないことから、今後日本政府が中国からの入国規制を緩和するとの見方が強くなっており、今後は中国からのインバウンド旅客が一気に押し寄せることも考えられます。また同社はコロナ以前に関西国際空港を拠点にネットワークを構築する戦略をとっていたことから、再び関西国際空港を拠点に多くの路線を再開していくことが考えられます。Photo : Spring Airlines