FSC 航空ニュース

マレーシア航空、伝統衣装の制服となるサロンケバヤを新制服に変更することを検討

 マレーシア航空は、現在着用している伝統衣装の制服を変更することを検討していることがわかりました。

 同社は、伝統衣装となるサロンケバヤを採用した制服を1986年から使用していますが、今後はより控えめな制服に移行し、ヒジャブの着用を認めることを検討している模様で、この制服変更に関するアンケートを上級会員向けに実施しました。

 しかしながらマレーシア国内でこの報道がされて以降、多くの議論が巻き起こったことから、このアンケートを早期に打ち切っており、今後同社が新制服をどのように検討していくのか注目されています。

 マレーシアは多民族国家であることから、今後伝統衣装に拘らないという考え方から今回の変更が検討されている模様で、マレーシア航空やシンガポール航空のCAが着用し、ひと際目立つあの制服が今後変更となるのか注目です。

 なお以前から、このロングスカートとなる現行の制服が保安員としての業務に適しているかは疑問視する意見もあるのが現状となっており、安全面での議論にまで発展する可能性も少なからずありそうです。Photo : Malaysia Airlines

マレーシア航空、2023年5月20日より大阪/関西~クアラルンプール線にA350-900型機を投入

ブリテッシュエアウェイズ、20年振りにとなる新制服を発表

香港エクスプレス、機体デザインや制服を一新