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JALが導入予定のA350-1000型機の初号機がトゥールーズで姿を現す

 JALが導入予定のA350-1000型機の初号機となるJA01WJが、フランス・トゥールーズのエアバスの工場で姿を現したことが確認されています。

 今回確認されたのは、エンジンの取り付け前の姿となり、今後エンジンを装備し、走行テストや飛行テストへ移行していくとみられています。

 JALは、約20年ぶりの刷新となる新たなフラッグシップ機として同型機を導入する予定としており、2023年度は2機の導入を予定し、冬ダイヤには東京/羽田~ニューヨーク/JFK線に投入する予定としています。


Photo : Airbus

 同社は、A350-900型機18機、A350-1000型機13機から成る計31機を確定発注、オプションで25機導入する契約をエアバスと結んでいますが、胴長型となるA350-1000型機はB777-300ERの後続機として欧米路線に投入し、CO2排出量削減および騒音低減を実現し、環境負荷低減の取り組みを加速する計画としています。

JAL、2023年度夏季国際線路線便数計画を決定 新フラッグシップのA350-1000が冬期から羽田~ニューヨーク線に就航