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エアバス、エアインディアとの合計250機の契約の詳細を発表 A350-1000型機は34機発注

 エアインディアは、エアバスと合計250機の航空機の購入契約を結んだことがわかっていましたが、本日エアバスより契約の詳細が発表されました。

 250機の内訳は、A320neoが140機、A321neoが70機の、A350-1000型機が34機、A350-900型機が6機となり、この契約は航空機の近代化と拡大の両方を目的としており、この地域で拡大する旅行需要に対応、より大規模でプレミアムなフルサービスキャリアに変化することを計画しているとしています。なおA350-900の初号機は2023年後半にデリバリーが予定されています。

 今回の契約締結に伴いCampbell Wilson CEOは『エアバスはエアインディアの長年のパートナーであり、これらの新機材はエアインディアの包括的な変革および成長戦略であるVihaan.AIを実現する上で重要な役割を果たします。この変革の中核となるのは、国内外におけるネットワークの大幅な拡大と、地上・機内サービスを世界水準に引き上げることです。』と述べています。

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