日本政府は、2023年3月1日から中国からの入国者に対する水際対策を緩和します。
これまで到着客の全員を対象にPCR検査を実施したほか、到着空港を羽田・成田・関西・中部の4空港に限定していましたが、これを全て撤廃し、PCR検査はサンプル検査に切り替えて、指定到着空港も解除し、増便を可能とします。
この緩和により、中国からの旅客は陰性証明書を取得すれば通常入国が可能となり、今後航空需要が回復に向かうことが期待され、コロナ以前のように日本の大都市の空港から地方空港路線にわたり、中国路線が順次再開していくものと予想されます。
なおこの緩和においては、新たな変異株が検出されなかったことや、陽性率が低水準で推移したことから、この判断に至ったことが政府より説明されています。Photo : 総理官邸