現地時間2023年3月10日、アメリカ連邦航空局/FAAは、ボーイングに対し納入が一時停止しているB787型機の納入を再認可することを発表しました。
同型機をめぐっては、前方圧力隔壁に関連するデータ分析エラーが検出されたため、航空機の納入を一時停止していましたが、FAAによれば「ボーイングはFAAの懸念に対処した」としており、来週にも耐空証明書の発行を再開することになるだろうとしています。
ボーイングも、航空会社やその他の顧客への航空機の納入の再開に関連する作業を完了したとしており、日本時間の今週からデリバリーが再開される見通しとなります。
この問題においては、日本ではジップエアが影響を受けたとみられており、早急に問題が解決されたことから、影響は最小限に留まるとみられます。Photo : Boeing