FSC 機材 航空ニュース

ルフトハンザドイツ航空、A380の運用再開に向け復帰1号機をミュンヘンへ移動 今後短距離線への投入も検討

 ルフトハンザドイツ航空は、運用再開を決めたA380型機において、路線投入に向け復帰1号機をフランクフルト空港からミュンヘン空港へフェリーしたことを明らかにしました。

 復帰初号機となるD-AIMKは、4月12日の朝にフランクフルトを出発し、ライプツィヒを経由し、今後同型機が拠点とするミュンヘン空港にフェリーされました。

 現在のところ6月1日よりミュンヘン~ボストン線にA380型機を投入し、翌月7月4日からはミュンヘン~ニューヨーク/JFK線に投入する計画としており、夏スケジュールでは4機が復帰する予定となります。また2024年には更に2機が復帰することが決まっており、保管されている残る2機についても復帰が検討されています。

 同社は運用再開に向け、乗員訓練を加速させる計画で、今後上記路線への投入前に、乗員訓練を兼ねて短距離路線に一時投入する可能性を示唆しています。Photo : Lufthansa

退役が加速している巨人機A380の今後の各社の取扱いまとめ【2023年4月2日更新】

ルフトハンザドイツ航空、2023年4月中旬頃にもITAエアウェイズの買収交渉を完了させる見込み スターアライアンス加盟も現実味

ルフトハンザドイツ航空、またしても中古のA350-900型機を計6機を導入する可能性

ルフトハンザドイツ航空CEO『B747-8型機は向こう10年は運用する方針。最後の4発機はB747-8』