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エアバス、A350Fの初号機納入が2026年にずれ込むことを発表

 エアバスは、現在開発を進めているA350Fの初号機納入時期が2026年にずれ込むことを発表しました。

 当初の計画では、2025年末の納入が計画されていましたが、現時点では2026年初頭になる見込みで、スケジュールが若干遅延することになります。

 同機は、ボーイングが大きくシェアを握る貨物機市場において、エアバスがそのシェアを獲得するために開発している新型貨物機となり、旅客機市場で大きく成功を収めているA350型機のA350-1000をベースに開発が進んでいます。

 現在のところ、エアバスは39機のA350Fを受注しており、その内訳は、シンガポール航空が7機、エールフランス航空が4機、マーティンエアが4機、CMA-CGMが4機、エアリースコーポレーションが7機、エティハド航空が7機、シルクウェイウエスト航空が2機、非公開が4機となります。

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