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ハワイアン航空、エンジン不足などにより複数機のA321の運用を停止

 ハワイアン航空は、エンジン不足やその部品などにより複数機のA321の運用を停止していることがわかりました。

 これは、同社のPeter Ingram CEOが明らかにしたもので、「エンジンサプライヤーがエンジン納期の約束を果たせないため、A321neoの運用機数の制限に悩まされています」とコメントし、一時は最大で5機が運用できない状態であったことがわかっています。

 同社のA321neoのエンジンは、プラット・アンド・ホイットニー社の1133JA-GMエンジンを搭載しており、現在プラット・アンド・ホイットニー社は、エンジン供給不足の原因となっているサプライチェーンの課題を2023年内に解決したいとしています。

 これまでに同様の問題で、運用に制限がかかっているエアラインは、インディゴ、ゴーファースト、ニュージーランド航空などがあり、実際には更に多くのエアラインが影響を受けている可能性があります。Photo : Hawaiian Airlines

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