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ハワイアン航空、2024年に運用開始予定のB787-9型機の機内デザインを発表

 ハワイアン航空は、2024年に運用開始予定のB787-9型機の機内デザインを発表しました。

 同社は、B787-9型機を計12機を導入する契約をボーイングと結んでおり、初号機は2023年11月に受領、2024年にはさらに3機を受領し、2027年までに全機を導入する予定としています。

 今回発表された機内インテリアにおいては、大胆なテクスチャー、島をイメージした日の出や日の入りの照明、海や風の曲線デザインなど、ハワイの豊かな自然を感じさせるデザイン要素が取り入れられています。

 この787には、ビジネスクラス相当の「Leihōkū/レイホーク(星の花輪)」が34席配置されており、フルフラットシート、18インチの機内エンターテインメントスクリーン、パーソナルコンセント、ワイヤレス充電、通路への直接アクセスを備え、配列は1-2-1で構成され、ドアで仕切ることもできプライバシーが確保されます。

 なお総座席数は300席となり、プレミアムエコノミー相当のエクストラコンフォートが79席、エコノミークラスが187席となります。

 メインキャビンにおいては、人間工学に基づいた背もたれと肘掛けを備えた266席がコリンズエアロスペースアスパイアシートで構成されており、座席スペースを最大限に活用し、肩と腰にゆとりを持たせ、12インチのシートバック モニターを備えた軽量でモダンなデザインとなり、USBポートも備え付けられています。

 将来的には日本路線にも投入されることが確実視されており、競争が激しい日本~ホノルル路線において、競争力が増すことが期待されています。

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