中部国際空港は、2023年~2025年度の中期経営戦略を策定しました。
Photo : 中部国際空港
セントレアグループは、2030年には日本の主要な国際拠点空港として航空旅客数 2000万人級を達成することを目指しながら、安全を堅持し安心して利用でき、地域社会の発展に貢献する、スマートで魅力的な空港づくりに取り組む計画です。
そのため、足元の状況のみにとらわれず近い将来の具体的なイメージを思い描きながら力強く取り組むべく、「2030年のありたい姿」を定め、その上で、2023〜2025年度を「回復・基盤作り期」と位置付け、早期黑字化と2025年度までの新型コロナウイルス感染症発生前の旅客数水準への回復を最優先とすると同時に、今後の航空需要の更なる成⻑を取り込むための基盤づくりの取り組みも、グループ一丸となって進めるとしています。
具体的な計画の一部として、売上げ及び利益向上並びに旅客利便の向上を目的とした将来の旅客ターミナルビル全体の在り方について計画を立案し、関係者との協議や工事に着手すとしており、2025年度までに全体計画の工事前手続きを完了する目標としています。
また第2滑走路の2027年度供用開始に向けた準備を進めるとし、増設滑走路の工事着手に向けた取り組みの着実な実施、工事着手、増設滑走路供用開始後の飛行場面の運用に係る検討の深度化を図り、2025年度に工事に着手することを目標に設定したことを明らかにしています。