機材 航空ニュース

ボーイング、B787型機の月産機数を増やす方針

 ボーイングは、B787型機の月産機数を増やす方針であることがわかりました。

 同社の現在の同型機の生産能力は、月産3機となっていますが、これを近日中に4機とし、年内には5機にまで増やす方針です。

 またB787型機の開発副責任者Lane Ballard氏は、Reutersに対してサウスカロライナ州チャールストンの施設で同型機の2番目の生産ラインを構築する計画を進めているとしており、早ければ年内にも稼働するとみられています。

 なおB787型機の未納入機数は、4月末時点で約480機となっており、生産力の強化が必要な状態となっています。

 同社は、ナローボディ機の主力機となるB737MAXにおいても生産能力を高める計画としており、当面は既存機に注力して安定した生産体制を構築することを目指していくとみられます。Photo : Boeing

ボーイング、B787型機の貨物専用機の開発を検討

ボーイング、10年以上新機種を開発しない方針 期待されていた数年内のB797の開発は当面お預け

ボーイング、B737MAXシリーズの生産体制を2023年中旬までに月産38機まで引き上げる方針