FSC 機材 航空ニュース

エミレーツ航空、最大で約150機のワイドボディ機の発注を計画 A350-1000型機の発注の可能性も

 エミレーツ航空は、最大で150機のワイドボディ機の発注を計画していることがわかりました。

 これは同社のTIm Clark 社長がBloombergのインタビューで明らかにしたもので、早ければ来週、または11月のドバイ航空ショーで発表できる見込みであるとしました。

 具体的には、A350、B777X、B787などが候補であるとしており、A380型機とB777-300ERの機材更新を予定する2032年頃までに必要となる機材の選定であるとしています。なおこれまでにA350-1000型機の導入を検討していることを明らかにしていたことから、今後発表される契約において同型機が含まれるのか注目です。

 同社は、既にボーイングに対してはB777F×5機、B777X×115機、B787-9×30機を発注、エアバスに対してはA350-900×50機を発注しており、今後更にこの数が積み重ねられる予定となります。

エミレーツ航空、貨物事業の強化でB747-400Fの再導入を決定

エミレーツ航空社長、改めてA350-1000型機の導入を検討していることを明らかに

エミレーツ航空社長、B777Xの納入遅延決定で『初号機は機齢7年で基本的に中古機だ。我々は話し合う必要がある』