国土交通省は、気圧低下の警告システムが作動したANA便を重大インシデントに認定しました。
重大インシデントに認定されたのは、2024年6月22日に運航した長崎発中部行きのANA372便(機材:B737-800)となり、和歌山県上空を飛行中に気圧低下の警告システムが作動したことから、緊急事態を宣言し降下を措置を行ったものとなります。
この降下措置は、呼吸が可能な高度まで緊急的に降下するものとなり、この措置を行った際は、客室においては酸素マスクを作動させて対応した模様です。
なおこのトラブルにより客室乗務員を含む約10名が体調不良を訴えており、国土交通省は事故に繋がりかねない重大インシデントに認定しています。