FSC 航空ニュース

ANA、グランドハンドリングスタッフおよび整備士にオリジナル『ファン付きベスト』を導入

 ANAグループは、グランドハンドリングスタッフおよび整備士にオリジナル『ファン付きベスト』を導入したことを発表しました。

 2024年6月24日より、ANAグループが就航する国内空港のグランドハンドリングスタッフ(ランプハンドリング)と整備士を対象に、ANAグループとして初めてオリジナル「ファン付きベスト」を導入しています。


Photo : ANA

 本ファン付きベストは、既存の安全ベストを改良したデザインとなっており、既存のベストと同様にJIS T8127(高視認性安全服)適合製品です。

 ファン付きベストの導入は、近年の夏の酷暑化に対応するために検討され、昨年度から実際の現場で働くスタッフに着用トライアルが行われました。その結果、ファン付きベストは、実際にランプエリアや貨物室で作業するスタッフの作業性を保持しつつ、冷却効果があることが認められ、既存の安全ベストと同様に、視認性が高く、安全を確保できる上、一度の充電で「ハイパワーモード」でも5時間使用できることがスタッフからも高く評価されたことから導入を決定したとしてます。

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