韓国の貨物エアラインのエアインチョンは、アシアナ航空の貨物事業の買収に伴いB777FやA350Fをはじめとする大型貨物機の発注を検討していることがわかりました。
これは同社のStanley Seunghwan Lee CEOがRutersのインタビューで明らにしたもので、アシアナ航空の貨物事業を取得後は、貨物機の更新を行う予定であるとし、777-300ERSF、B777F、A350Fの導入などについてメーカー側と協議を行っていることを明らかにしています。
以前から同社は777-300ERSFの導入検討していることがわかっていましたが、現在同型機はアメリカでの認証が遅れていることから、これに拘れない方針とみられます。
なおアシアナ航空から移管される見込みのB767FやB747Fについては、今後5~7年は運用が可能としており、今後徐々に機材更新に取り掛かる予定となります。Photo : Air Inchon