ボーイングは、B737MAXシリーズの納入遅延の可能性を顧客に通知したことがわかりました。
これはBloombergが関係筋の情報として報じたもので、予想される遅延の遅延の期間は3~6ヵ月であるとしています。
ボーイングは、品質管理問題などの影響を受けて月産38機を超える生産を認められていない状況が現在も続いており、これが解除される見通しも明らかになっていないことから、顧客に対し遅延の可能性を通知したとみられます。
現在航空業界においては、航空機不足が深刻な問題となっていますが、今回のボーイングの遅延はこれに拍車をかける可能性もあるほか、同サイズ市場でシェア拡大を目指す中国のCOMACにおいては、追い風と捉えることもできます。