ルフトハンザグループは、エアインディアとの共同事業を検討していることがわかりました。
現地紙によれば、スターアライアンスの枠組みを超えて関係を更に強化する方針とし、具体的には共同事業(JV)を行うことを検討しているとしています。
このJVの狙いは、ルフトハンザとエアインディアが力を合わせることで、欧州~インド間の市場で大きくシェアを占めている中東エアラインに対抗するものとなります。この市場においては、約60%は他国のハブ空港を経由している状況であることから、これを改善するためにオープンスカイ協定の締結なども働きかけていく方針とみられています。
同グループは、中東エアラインと不仲とされる報道が多くあり、今後ルフトハンザの出方によっては更に競争が激しくなることも予想されます。