JALとボーイングは、B787-9型機を最大20機追加導入する契約をボーイングと締結したことを発表しました。
契約内容は、10機の確定発注と10機のオプションとなり、既に導入済みのB787型機の保有機数を更に増加させる計画となります。
今回の発注に伴いJALの中川由起夫調達本部長は「787ドリームライナーが加わることを発表できることを嬉しく思います。この発注は、お客様に比類ないサービスを提供し、CO₂排出量をさらに削減するために、より燃費の良い最新鋭機の導入を加速させるという当社のコミットメントを明確にするものです。ボーイング社との強力なパートナーシップとサポートは、当社の機材近代化と国際線路線拡大の取り組みに大いに役立っています。」とコメントしています。
JALグループは、2030年までに増機および大型化により、国際線供給量を1.4倍とする方針を示しており、今回の発注はこの計画の達成に向けた一環となります。
なおB787型機においては、今後も国際線・国内線・ジップエアなどに幅広く活用する予定となっており、これまでB787-8型機で機材構成してきたジップエアにもB787-9型機が配備される計画です。Photo : Boeing