関西国際空港を拠点に就航を目指すジェイキャスは、ATR72-600型機をリース導入する意向書に署名したことを発表しました。
ジェイキャスは、ATR72-600型機をシンガポールのリース会社のAvation PLCより1機をリース導入する予定とし、現時点で2025年末の受領を予定しています。またこの機材は、関西~富山・米子線に投入される見込みであることが公表されています。
今回の発表に伴い同社の白根誠司社長は「今回の発表は、大手リース会社Avation PLCとリージョナル航空機メーカーATRという経験豊富なパートナーとともに、当社の事業開始に一歩近づく大きな節目です。日本のコミュニティは、医療、貿易、ビジネス、観光などあらゆる面で地域航空に大きく依存しており、JCASエアウェイズは我が国の活性化、経済の促進、文化体験へのアクセスの向上、そして日本列島の人々にとって重要なライフラインの維持に貢献します。」と述べてます。
また初年度は1機の航空機と2路線でスタートする予定ですが、その後の5年間で航空機を7機に、ネットワークを16路線に拡大するという野心的な計画を立てていることがわかっています。Photo : ATR