ブリティッシュエアウェイズは、新機内安全ビデオを公開しました。
テーマは、「英国オリジナル時代劇」となり、イギリスの有名な時代文学、テレビ、映画にインスピレーションを得て、40名以上の航空会社の従業員が出演して、機内安全の重要事項を伝える内容となっています。
この機内安全ビデオは、当初5月に公開予定でしたが、シンガポール航空機の乱気流によるトラブルを受け、公開が延期となり、約3ヵ月遅れて8月1日から長距離国際線で公開される予定となります。
今回ブリティッシュエアウェイズが製作したビデオは、これまでのトレンドとなるユーモアを採用したものとなりますが、今年1月の乗員乗客全員が無事避難したJALの緊急脱出を機に、同社がいわゆる真面目な機内安全ビデオを採用していることから、これが再注目されるようになり、先日エミレーツ航空も安全を意識した機内安全ビデオを公開するなど徐々に変化が出始めている状況となります。
多くの乗客に機内安全の重要事項を伝える術は果たして何が正解なのか、今後も多くのエアラインが直面する課題となりそうです。Photo : British Airways