ANAグループは、2024年第1四半期の搭乗実績を発表し、エアージャパンの第1四半期の搭乗率は51.9%であったことが公表されました。
ANAグループのANA、ピーチに次ぐ第3のブランドとして2024年2月から運航を開始したエアージャパンですが、2024年4月1日~6月30日の期間における搭乗率が51.9%であったことが公表されています。
推測ではあるものの、この搭乗率では損益分岐点に達していないことが予想され、旺盛なインバウンド需要があるなかでこの数字となり、厳しい船出となっています。
また日本と海外の双方において認知度が低いことや、就航初期に欠航トラブルなどが発生したことからブランドに傷がついたことも予想され、今後改善されていくのか注目したいポイントとなります。なおピーチの同期間の搭乗率は84.9%と好調を維持している状態となります。Photo:Changi Airport
ANAグループの2024年度の事業計画 ANAは国際ネットワークを拡充 ピーチは国際線の構成比を拡大し定時率改善を目指す方針