バンコクのスワンナプーム国際空港を拠点とし、今後商用運航を開始する予定のエアタイランドは、成田空港就航後は関西国際空港と新千歳空港への就航を計画していることがわかりました。
既報の通り同社は、今後東京/成田~バンコク/スワンナプーム線に就航する計画で準備を進めていますが、その後は大阪/関西・札幌/新千歳~バンコク線の開設を予定しています。
現在就航準備中の同社は、就航初期は3機体制(A330-220/300)で2024年10月以降にフルサービスキャリアとして運航を開始する予定とし、日本路線以外にはドバイ・上海・北京・成都線の開設を計画しており、現在は機材の導入および運航スタッフの採用を進めています。
Photo : Air Thailand
これまでにAMECO北京と航空機メンテナンスのサポート契約を結ぶなどしており、当初計画よりも準備に時間を要している可能性はありますが、着々と準備が進んでいる模様です。なお同社は、HISが出資していたアジアアトランティックエアラインズ(AAA)をリブランドしたエアラインとなります。
現在タイのエアラインにおいては、複数のエアラインが立ち上げ準備中となっており、各社日本への乗り入れも計画していることから、今後何社が就航に至るのか注目となります。