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エミレーツ航空社長、改めてB777Xの受領時期が2026年に遅延するとの見解

 エミレーツ航空のTim Clark 社長は、B777Xの受領時期が2026年に遅延することを予想しているとファンボロー航空ショーで明らかにしました。

 当初同社は、2020年の受領を予定していましたが、その後幾度となく受領延期を通知されている状態となっており、その都度不満を露わにしています。

 現在までにボーイングから公式の発表は無いものの、ルフトハンザドイツ航空航空も2026年に受領することを予想していると述べており、ローンチカスタマーであることから、同型機に関する最新情報を受けとっているとみられています。

 一時は2025年の納入が現実味を帯びていましたが、その後の品質問題の発覚により、現在もボーイングはFAAから厳しい監視を受けているため、B777Xの認証プロセスは審査に時間を要することが予想されています。Photo : Boeing

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