エアアジアフィリピンは、2024年は日本への旅客数を前年度の2倍を目指す方針であることを明らかにしました。
これは同社のRicardo Isla CEOが明らかにしたもので、2023年に記録した日本への27万人の旅客数を2024年は倍増させるとし、現時点で21万人を記録しているとしています。
また先日発表された名古屋/中部~マニラ線の開設の経緯については、訪日フィリピン人に対して東京、大阪に次ぐ新たな選択肢を提供するためとし、名古屋城、白川郷、立山黒部アルペンルートなどへのアクセスが良好であるほか、57,000人以上のフィリピン人が住んでいることが理由としています。
現在日本~フィリピン間の市場においては、今年の訪日フィリピン人の数が上半期で前年比44.9%の伸び率を記録し需要が旺盛な市場となっており、ライバルのセブパシフィック航空も日本路線を強化する方針を示しています。
このようなことから、今後エアアジアフィリピンの新路線なども期待できる状況となっており、今後どのような路線が開設されていくのか注目となります。Photo : Airasia