FSC 統計 航空ニュース

JAL、傘下LCCのジップエアとスプリングジャパンの2024年度第1四半期の業績を発表 両社共に利用率は8割超え

 日本航空/JALは、傘下LCCのジップエアとスプリングジャパンの2024年第1四半期の業績を発表しました。

 ジップエアにおいては、旅客収入が前年同期比+49.2%の172億円となり、有償座席利用率は前年同期比3.3pt増の81.2%となりました。

 またスプリングジャパンにおいては、旅客収入が前年同期比+109.9%の37億円となり、有償座席利用率は前年同期比17.2pt増の81.2%となりました。


Photo : ZIPAIR

 国際線中長距離LCCであるジップエアは、2023年6月よりサンフランシスコ線、2023年7月からはマニラ線、2024年3月からはバンクーバー線に新規就航し、就航地点は北米・アジアを中心に9地点まで増加しています。また2025年度までに10機体制へ拡大を予定しており、積極的に事業規模を拡大する計画とし、業績が好調に推移しています。

 またスプリングジャパンは、中国からのインバンド需要の回復により、低迷期からの回復が顕著に現れています。2024年8月以降は、需要の大きい北京・上海にてJALとのコードシェアを開始、通期で黒字化を見込んでいます。Photo : ZIPAIR

エアージャパン、2024年第1四半期の搭乗率は51.9%と厳しい船出 ピーチは84.9%

JAL、中期経営計画を発表 傘下LCCを含めて供給量を1.4倍へ ジップエアにB787-9型機を配備

ジップエア、増機に伴い新路線を開設へ ラスベガス・シアトル・ポートランド・バンクーバーなどが候補【日経報道】