FSC 事故・トラブル 航空ニュース

大韓航空、乱気流に遭遇し乗員乗客10数名が負傷

 現地時間2024年8月4日、大韓航空のソウル/仁川空港発ウランバートル行きのKE197便において、乱気流に遭遇するトラブルが発生しました。

 A330-300型機で運航し乗客281名が搭乗した同便は、中国の天津上空付近で乱気流に遭遇し、約15秒ほど上下に激しく揺れ、機内は食事などが散乱しました。このトラブルにより、乗客約10名と4名の客室乗務員が負傷した模様です。

 トラブル時は、シートベルト着用サインが点灯している状態であったことから、多くの乗客がシートベルトを着用していたとみられ、これまでに重症者は確認されておりません。

 同社は、近年多発する乱気流に対して安全の取り組みを強化しており、機内サービスの終了時間を早めたほか、熱湯の飛散の恐れがあるカップラーメンの提供を取りやめるなどしています。Photo : @Teslamusk2000

大韓航空、近年多発する乱気流のリスクを考慮し機内サービスの終了時間を前倒し

カタール航空機が乱気流に巻き込まれ乗客と客室乗務員の計12名が負傷

シンガポール航空、乱気流による事故で軽症者には約160万円・重傷者には約400万円+αを支給へ